さまよえる蒼いシエルブリッド！

ああー懐かしい。


とか書いてますが恒例の欝波きました。
お世辞笑いにとても敏感なのです。
『無理』と顔に書いてあるのが見え見えで吐き気がする。
何千人が受けるであろう会社。内定者は１５０人くらい。それが、１０社くらいあるからのべ１５００人。
重複している人はしているので、実際には５００人くらい。そんな世界。
日本のブランド大学の経済学部生を束にすればあっという間。そこに国際関係の学部を入れたら私の席なんて、用意されるはずも無い。

努力はした。してきた。多分その人たちよりもずっとずっとしてきた。泣いた回数も自家中毒に掛かった回数も動機息切れの回数も死にたくなった回数もざっと地球三周半分くらい上を行っているはずだ。
だけど、なんで。頭が悪いからとか、知らない大学だからとか。女だからとか。
四年前にもう私の道は決まってしまったのかなあ。横槍を入れているだけ？無いものねだり？高望み？
あの日の自分を滅多刺したい。お前のせいで、お前の、その、欝のせいで。死にたいなら殺してやると、未来の私が泣き喚く。
そんな事なら、いや、多分同じだよね。何回やっても、きっと私の両親はあらゆる手を使ってあの高校に入学させたし、あらゆる手を使ってあの大学に行かせたはずだ。『もし』なんて話はするだけ無駄だ。

一緒に頑張ってきた、違う夢を追いかけている友達は、夢を叶えることができなかったらしい。
明るく、努めて明るく、『ダメだった！』と言ってたけれど、あの言葉に行き着くまできっと何回も泣いたんだと思う。
魂を売れる、売って叶うなら二束三文で売り払う。そう言って止まなかったのに。

頼りになるものはもう何も無い。心のよりどころも、今は無い。
内定？行きたい所でなければ意味が無い。
でも、もう、殆どの人が、家族が、友達が、親族が、みんなみんな、私の就活は終ったと思っている。おめでとう良かったねこれで楽になるよ立派なもんだ。


ちょっと待って。まだ終ってない。
まだやりたいとこ、叶えたいもの、何一つしてない。
貴方たちはそれでいいのかもしれないけど、私は納得できない。
全然出来ない。


ねえ妥協って何。それは賢明なの？
逃げてるだけじゃないの。泥を被りたくないだけじゃないの。頑張りきれない自分への言い訳じゃないの。
妥協できない。今までの努力と気持ちを考えたら、諦める事なんか出来そうに無いよ。

でももう、手詰まり。どうにもならない。私に残された時間と、出来ることはそう多くは無い。

どうしていつもいつも周りと違うんだろう。
周りのニーズと私の野心が全然マッチしない。
人と違うことをする人は、敵が多いってなんかで聞いた。
ほんとな。敵、多すぎ。
どうして私はもっと頑張れない。血を吐いて爪が剥がれて、それでも前に進めるような力が無いんだろう？
『そんなになって一体何が得られると言うの』と周りにはよく言われるけれど、それは当人にも分からないんだよ。でもまだ前に進めるでしょ。全然余裕でしょ。頭と身体が分離している。
楽ってどうすればいいの。今すぐ全部の選考をキャンセルして音信不通になって樹海でも行けばいいの。地下鉄に飛び込めばいいの。言い訳して暗い部屋の中でゲームして飢えて死ねばいいの。そんなこと、それこそ、出来るわけない。
そんな０か１の世界。



『やっぱり』の声が響いて止まらない。
そんな薄暗い世界。