プツンプツンと。

縁が切れてく。まるで、太くて頑丈だった綱の繊維が一つ一つ切れていくみたいに。
恐怖で腰が砕けそうなことが多すぎて頭を掻き毟りました。
分かっていました。でも、じゃあ、何のために？
私のどこがいけないの。

なんとなく『全部』って答えが帰ってきそうで、怖い。

何かがダメなんだわ。今のままの方法だと、何かがダメなんだ。
分らないけれど。今の私は、社会人として魅力が無いんだ。投資する価値を見出してもらえてないんだ。

落ち着け。
深呼吸。
現実を考えないと。

いま私にできることは？

ある日突然現れた右腕の内出血痕。今は原因がわかる。
自分で握ってることに気がついた。怖いときとか、緊張しているときとかに。それがジャケットもブラウスも着ているのに力が強すぎて痣になっちゃったんだよね。しかも、治る前にまたやるから全然治らないどころか、欝血してる。
この小心者め。

考えろ。