小さな親切大きなお世話

ちょっとアタシがいない間に時計の電池替えたでしょ！
かなり音に過敏な私は秒針の音が苦手です。気になって眠れないの。
何かの駆動音とか、例えばパソコンとか、電気湯たんぽとか電気毛布とか、小さくても気になってしょうがない。
勿論いつもじゃないです。時々病的に気になって気になってどうしようもない。一度気になると止まらないのです。だからいつも時計の電池は抜いておく。
特に時計の音は駄目。時間を効率的に使えないことを責められている気分になるから。
「なんで遊んだ」
「なんで言うことを聞かなかった」
「お前は無駄に時間を食い潰すクズだ」
ってね。
我が家では、そして多分、自分自身の中でも、遊ぶこと、ゲームやマンガやインターネットや友達と出かける事も、悪い事なのです。
自分を責めて言い訳して逃げて隠れて漸く遊んでる。遊んでる間はずっとビクビクしていて、おもいっきり遊んで、楽しかったのってもう思い出せないくらい。
自分が楽しくても、周りは苦笑か失笑して冷めてたような記憶しかないんだけどね。渋々付き合ってあげてた、みたいな顔しか思い出せねえ。
今もまだそんな風に考えちゃうのか、誰かと何かするのが苦手で仕方ない。
ゲームやマンガは誰にも迷惑掛けてない、誰かの時間を割かせてまで付き合ってもらってるわけじゃない。でも、ゲームしている間は誰の思い通りにも動かないから怒られたり機嫌を損ねたり、故意に何か命じられて邪魔されたりする。
友達と会ってくれば、大体親の機嫌はすこぶる悪いし、買い物をすれば趣味が悪い、こんなもの無駄だと言われる。

はいはい人のせい何でもかんでも人のせい。
悪いのは私よね。知ってる。
それでもゲームは楽しいし、ネットも止められない。
いつもお利口さんでいられない。
頭が悪いのもすぐ言い訳して隠れてまで遊ぶのもきっと直らない。
罪悪感だけしこりになって残る。それが嫌だと言いながら、手放せない。
誰にも迷惑掛けないように頑張るから、お願いだから、一人きりで遊ぶから、それすら禁止しないで。
嫌な顔しないで。
放っておいて。


分かってて止められないのは「遊ぶ」ことだけじゃない。
急に出てくる涙とか、暴走する思考とか。
どんなに楽しくても、それと同じくらいの感情の振れが生じてしまうのです。
叫んだり自傷したり暴れたりしないだけマシだけども。
カウンセリングも薬も必要かもしれないけど、カウンセラーも医者も信用出来ないから行かない。
ただ早く死にたい。
それだけ。