Anyone wants to see me dying.

わたしのすきな　うたのなかに、この１フレーズがあって、私はそれをよく口ずさむ。

私は戦わされる蛇に似ている。
誰もが　私が死ぬのを　見たがっているのだ。

口ずさむと、いつも自然と笑みがこぼれた。にこ、というよりそれは、ニヤリという方が正しい。

Anyone wants to see me dying.

今日も私はにやりと笑って生きる。

知り合いから教えてもらった英語学校のパンフが届きました。
週５　平日の夜、徹底して英語を勉強するカリキュラムを選んだら相当実力が伸びる気がする。
でもこれから就活が始まるから、今よりも余計忙しくなるというのにこれ以上手を出していいものかどうか迷っています。
っていうか、お金、無いんですけどね。私の語学より、弟の予備校代が必要。



大学の望むような事は何でもしたと思う。
附属進学で、学校が主催・提携する講習の８割は受講した。しかも、検定・資格は確実に取得している。
成績も中辺りをキープしていて、出席率も高く、先生ウケもいい。
なんでもしたよ。なんでもしたね。
でも、留学に行ってから（それは１年の夏というかなり早い時期だったのだけれど）私はちょっと変わったと思う。
普通の生徒のように大学の催すものでは満足しなくなって、それ以外のものにばかり目を向けるようになって、入学した時に薄らぼんやり思っていた『学校が指定するところに就職できたらいい』という考えは後の二年ですっかり無くなってしまった。
だからなんとなく友達にも言えなくて（『やっぱ世界を見てきた人は違うね』とか、普通に言われるのが嫌だからね。そんな長いこと行ってないっつうの）、今自分が考えてること悩んでることはすごく贅沢なことなのかなあとまた悩む。
頭も良い方じゃないし、物分りも良い方じゃないし、賢くなんて勿論ないし。

でも、もし。

あの、一年生の時のまま薄らぼんやり思ったまま、今に至っていたら、なんて。
考えたくも無い。

だから、たぶん、語学校には行った方がいいんだと思う。
スキルアップは確実だし、就活なんて一生に一度しかないんだから、妥協もしたくない。
でもまだそんな学校に行くほど力がついてないんじゃないかとも思うのです。ＴＯＥＩＣは今４８０点。すごくも無い、どっちかというと、悪い成績。
今の自分にできることって明日からの英語強化講座に集中することしかない。
それしかないのが、怖くてたまらないのです。
今の自分は前に進んでいるのか、足踏みをしているだけなのか、全く分からない。
まだ、ＳＰＩの復習もしてないし、インターンの履歴書も書いていないし、自己分析も残っているし、多読用に買った本は半分も読み終わってないし。
そうして色々一生懸命になっている私を見て、人がどんどん離れていくのが分かる。
あんたは出来るから、あんたとあたしはちがうから。
そう言われて、そんな事無いあんたと私の違いをあえて上げるとすればそれはやるかやらないかの違いであって、出来るか出来ないかそれ以前のところで火のコの降りかからないところで私をそんなふうに言うのはやめて欲しい。

何も違うことなんて無いよ。
わたしは、ここにいるのにね。