全てが唯洩れている場所
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『イマドキ』
今時の子。と言うのはどういう人たちを指すのか。
今を生きているナウでヤングな(という言葉を使う時点で私は対象外なのかもしれないんだけど)人々と言う意味ならまだ私も含まれるのかな。
昨日の続きの話になってしまうんだけど、精神的にキている事でもあるので我慢しないで書きます。自粛した方がいいなんて言ったらこのブログの意義は消滅する。
今朝母親に私の連絡先を書いた紙を託し、夜にメールが来ました。
これがもう、すごいの。
私には出来ない。初対面な筈なのに絵文字がびゅんびゅん飛び交っているわタメ語だわ若干のギャル文字だわ、読み始めるのにこんなに勇気を必要としたメールは初めてです。
コーヒーを淹れながら母親に吃驚したと言ったら今時の子だからそれが普通なんじゃないのと返されてしまって、逆に私が頭を捻る事に。
私の知り合いにはそういう感じの人がいないのだけれど(友達同士では使うけどね、絵文字)、それは友人もろとも『今時』の枠から外れているからなのだろうかと。
そんな事を考えているのが分かったのか母親は「人懐っこい子だからね」「あまり考えない方がいいよ」と付け加えていたのだけれど。
確かに私には『人懐っこさ』と言うモノは無いと思う。うん。人懐っこい。これで今まで考えてた事が全部繋がるかも。人懐っこい人は人に甘えるのが上手だから、人を上手に使うことが出来て、やらなくていい余計な苦労とかを除けて通れるのです。生真面目というか馬鹿な私はよくそういう人に利用されてしまうのですね。不器用ゆえに。それが度を越している人が私が苦手な人なんだ。そうだそうだ。
私の知り合いは人懐っこい人よりしっかりしている人の方が多いんだな。出来なくても取り敢えず自分でやってみちゃう人たち。駄目だったら何が駄目なのか考える人々。『考える』、私はこの問題提議→解決策の模索の『考える』が好き。
でも人懐っこいっていいなあ。みんなから愛されるキャラだもの。私みたいに口が悪い人は黙ってにっこり笑っているくらいでないと素行の悪さがボロが出てしまうから仕方ないのかもしれないけれど。
でも生真面目は生真面目なりに分かるのです。コイツは人を使うタイプだと第六感が呼びかけてくる瞬間と言うものがあったりするのです。
すぐ出来ない!と言ってこっちを見る人とか、分からないと言って考えるのを投げてしまう人って言うのは『人懐っこい』人の短所でも有るのね。
私はいつも、「うっせーよこっち見るなやちゃんと手前の立派なその頭(ドタマ)で考えろってんだ」と思いつつ「………じゃあ私やるからいいよ」と言う。自分にも非がある。もっと慣れてきたら「自分で考えな」って突っぱねちゃうんだけど、仕事じゃそうも行かないしね。
私のようなタイプの人は考えた上でとんでもない頓珍漢な行動に出ちゃうこともあるから分かる人に投げちゃうのはある意味潔くて正しい決断かもしれないです。
ジョギングしながら『人によって《考える》の度合いが違うんだな』と思ったのです。
何処まで考えるか?そんな問いに答えなんて無い。考えても分からない事は沢山有るし、そっちの方が大分多いはず。
でも考えても分からない事で、他人の頭で考えて分かる事ならば?
即ち、自分で模索した間違っているかもしれないけれど自己責任の答えか、他人に依る間違っているかもしれないけれど自分の責任ではない答えか。
さあどっちを取る?という話なのかと。
私は前にも零していたように無駄の無い近道だらけの人生はつまらないと思っている人だから、多分間違っていようがそれで怒られたとしても自分で考えて解決してしまおうと思ってしまうんじゃないだろうか。回り道をしても間違っていても無駄にはならないだろうと言う妙に確固たる確信がそれに起因しているのでしょう。
真面目な性格は、損だ。全く利益が無い。他人に誤解されるわ言いたい事は言えないわ騙されるわわ使われるわ足蹴にされるわ。
でもなんだろう。それでもそのかっこ悪さが嫌いになれないと言うナルシチズムも、ある。あるんだから全く馬鹿としか言いようが無い。
そんな生真面目馬鹿は『私は私』なんて思わないのね。そういうことを思っている人は出来ない事は出来ないと投げる事が出来るんだ。
人懐っこい奴は、正直苦手。
でも仕方ないね、と思うことにした。
詐欺にでも引っかからないように気をつけながら、
以下拍手レスです。(わーお!)
今時の子。と言うのはどういう人たちを指すのか。
今を生きているナウでヤングな(という言葉を使う時点で私は対象外なのかもしれないんだけど)人々と言う意味ならまだ私も含まれるのかな。
昨日の続きの話になってしまうんだけど、精神的にキている事でもあるので我慢しないで書きます。自粛した方がいいなんて言ったらこのブログの意義は消滅する。
今朝母親に私の連絡先を書いた紙を託し、夜にメールが来ました。
これがもう、すごいの。
私には出来ない。初対面な筈なのに絵文字がびゅんびゅん飛び交っているわタメ語だわ若干のギャル文字だわ、読み始めるのにこんなに勇気を必要としたメールは初めてです。
コーヒーを淹れながら母親に吃驚したと言ったら今時の子だからそれが普通なんじゃないのと返されてしまって、逆に私が頭を捻る事に。
私の知り合いにはそういう感じの人がいないのだけれど(友達同士では使うけどね、絵文字)、それは友人もろとも『今時』の枠から外れているからなのだろうかと。
そんな事を考えているのが分かったのか母親は「人懐っこい子だからね」「あまり考えない方がいいよ」と付け加えていたのだけれど。
確かに私には『人懐っこさ』と言うモノは無いと思う。うん。人懐っこい。これで今まで考えてた事が全部繋がるかも。人懐っこい人は人に甘えるのが上手だから、人を上手に使うことが出来て、やらなくていい余計な苦労とかを除けて通れるのです。生真面目というか馬鹿な私はよくそういう人に利用されてしまうのですね。不器用ゆえに。それが度を越している人が私が苦手な人なんだ。そうだそうだ。
私の知り合いは人懐っこい人よりしっかりしている人の方が多いんだな。出来なくても取り敢えず自分でやってみちゃう人たち。駄目だったら何が駄目なのか考える人々。『考える』、私はこの問題提議→解決策の模索の『考える』が好き。
でも人懐っこいっていいなあ。みんなから愛されるキャラだもの。私みたいに口が悪い人は黙ってにっこり笑っているくらいでないと素行の悪さがボロが出てしまうから仕方ないのかもしれないけれど。
でも生真面目は生真面目なりに分かるのです。コイツは人を使うタイプだと第六感が呼びかけてくる瞬間と言うものがあったりするのです。
すぐ出来ない!と言ってこっちを見る人とか、分からないと言って考えるのを投げてしまう人って言うのは『人懐っこい』人の短所でも有るのね。
私はいつも、「うっせーよこっち見るなやちゃんと手前の立派なその頭(ドタマ)で考えろってんだ」と思いつつ「………じゃあ私やるからいいよ」と言う。自分にも非がある。もっと慣れてきたら「自分で考えな」って突っぱねちゃうんだけど、仕事じゃそうも行かないしね。
私のようなタイプの人は考えた上でとんでもない頓珍漢な行動に出ちゃうこともあるから分かる人に投げちゃうのはある意味潔くて正しい決断かもしれないです。
ジョギングしながら『人によって《考える》の度合いが違うんだな』と思ったのです。
何処まで考えるか?そんな問いに答えなんて無い。考えても分からない事は沢山有るし、そっちの方が大分多いはず。
でも考えても分からない事で、他人の頭で考えて分かる事ならば?
即ち、自分で模索した間違っているかもしれないけれど自己責任の答えか、他人に依る間違っているかもしれないけれど自分の責任ではない答えか。
さあどっちを取る?という話なのかと。
私は前にも零していたように無駄の無い近道だらけの人生はつまらないと思っている人だから、多分間違っていようがそれで怒られたとしても自分で考えて解決してしまおうと思ってしまうんじゃないだろうか。回り道をしても間違っていても無駄にはならないだろうと言う妙に確固たる確信がそれに起因しているのでしょう。
真面目な性格は、損だ。全く利益が無い。他人に誤解されるわ言いたい事は言えないわ騙されるわわ使われるわ足蹴にされるわ。
でもなんだろう。それでもそのかっこ悪さが嫌いになれないと言うナルシチズムも、ある。あるんだから全く馬鹿としか言いようが無い。
そんな生真面目馬鹿は『私は私』なんて思わないのね。そういうことを思っている人は出来ない事は出来ないと投げる事が出来るんだ。
人懐っこい奴は、正直苦手。
でも仕方ないね、と思うことにした。
詐欺にでも引っかからないように気をつけながら、
以下拍手レスです。(わーお!)
>アズマ様!
バレンタイン企画頑張ります!最近ラヴいジルディばかりだったので今度はもっとしどろもどろしている二人が書いてみたいですね。
あ、そうですね!節分の方が早いですよね。二月三日?でしたっけ?それすら危ういなあ…。掃除することを考えると恵方巻も捨てがたいですよね。海苔巻き丸齧り!今年は北北西だとかなんとか。。
ダイエットも勉強もなんだかなあみたいな感じなんですが、マイペースに頑張ります!
それにしても節分…ちょっと考えてみたので書いてみました。
勝手にアズマ様に捧げちゃいます。笑
***
「鬼はぁー外ォ!」
「う」
扉を開けた瞬間白い玉が幾つも飛んできて顔に当たった。
当たった玉は勢いで粉砕されて白い粉と化した。つまり、それだけ強い力で投げられたという事だ。
「福はー「帰ってきた途端悪戯とはいい度胸じゃないかダンテ」
喧嘩なら相手になるぞ、と鍔に手をかければ、当のダンテは白けきった様子で肩を竦めて溜息など吐いている。これだから欧米人はよー、など言っているこいつも欧米人であるはずなのだが。
「節分!豆まき!ジャパニーズトラディショナル祭りだよ馬鹿」
ノリ悪い。そう言ってダンテは白い玉、どうやら大豆らしいそれを口に放り込んだ。
「豆…まき」
「そう、こうやって豆を投げる事でッ!」
ビュン!と音速で大豆が飛んでくる。身体を捻って避ければ閉めたばかりの扉に直撃。そして貫通。
「鬼を外に追い出して福を招くんだってよ」
果たして全力で投げなければならないのだろうか、それは。
「というわけで、ほい」
枡にてんこ盛りにされた大豆を渡されて、つい受け取ってしまった。
「俺はさッ!」
ビュン!
「祭りとか季節のイベントとかッ!」
ビュン!
「あんまり興味ねーんだけどッ!」
ビュン!
三回目の攻撃(狙ってくるのだから攻撃だろう、多分)を宙返りで除けたところで追撃はやってこなかった。
「何にも無い毎日はそれはそれで嫌だとも思うんだよな」
くいくいと指で挑発してくる愚弟。精一杯の抵抗は溜息にしかならなかった。
「貴様はそうやって、」
豆を適量握る。
「正月もクリスマスもイースターも、」
大きく振りかぶる。
「俺を巻き込んで馬鹿騒ぎしているだろうが愚か者!」
ビュ!
渾身の力を込めて投げた豆は一つだけダンテの頬を掠った。つう、と血が垂れる。
これは何かの祝い事なのだろうか。しかしそれはあまり重要ではないという事に今更気がついた。
ダンテが不敵に笑った。
負けじとこちらも極上の笑みで返す。
『………』
沈黙は一瞬だけ。
あとはもう常人にはついていけない高みの世界だ(それにしてもこれは本当に正しい祭りなのだろうか)
激しい大豆の応酬。
事務所は大豆の弾丸で穴だらけ。豆が早すぎで窓を貫通しても穴が開くだけというくらいだから、お互いに全力で投げているのだろう。
「鬼はァァァァア!!!」
「福はァァァァア!!!」
音速の大豆がダンテの手の甲に当たった。思わず枡を手放してしまい、顔をしかめている。
貰ったと思った。大きく振りかぶってとどめを刺そうとした。
あの愚弟はついにホルスターから銃を抜き放ち本物の鉛弾を撃とうとするではないか。
ガウン!と火を噴く漆黒の銃。勿論掠りもしない。冷笑を浮かべながら一瞬で距離を詰めた。枡を捨てもう片方のホルスターに手を伸ばそうとしているダンテより素早くオフホワイトの銃を抜いた。
そして眉間に照準をあてる。同じタイミングでダンテも同じ事をしていた。
『鬼はぁぁーーーーそ
ガウン!
「あてて…」
「うう……相打ちか」
ダクダクと額の全く同じ位置から血を流して二人の男が倒れている。
「……」
「……」
「……なんだよこれ」
一人が呆然と言った。
「……祭りだろ」
一人が憮然と応えた。
おわり。
バレンタイン企画頑張ります!最近ラヴいジルディばかりだったので今度はもっとしどろもどろしている二人が書いてみたいですね。
あ、そうですね!節分の方が早いですよね。二月三日?でしたっけ?それすら危ういなあ…。掃除することを考えると恵方巻も捨てがたいですよね。海苔巻き丸齧り!今年は北北西だとかなんとか。。
ダイエットも勉強もなんだかなあみたいな感じなんですが、マイペースに頑張ります!
それにしても節分…ちょっと考えてみたので書いてみました。
勝手にアズマ様に捧げちゃいます。笑
***
「鬼はぁー外ォ!」
「う」
扉を開けた瞬間白い玉が幾つも飛んできて顔に当たった。
当たった玉は勢いで粉砕されて白い粉と化した。つまり、それだけ強い力で投げられたという事だ。
「福はー「帰ってきた途端悪戯とはいい度胸じゃないかダンテ」
喧嘩なら相手になるぞ、と鍔に手をかければ、当のダンテは白けきった様子で肩を竦めて溜息など吐いている。これだから欧米人はよー、など言っているこいつも欧米人であるはずなのだが。
「節分!豆まき!ジャパニーズトラディショナル祭りだよ馬鹿」
ノリ悪い。そう言ってダンテは白い玉、どうやら大豆らしいそれを口に放り込んだ。
「豆…まき」
「そう、こうやって豆を投げる事でッ!」
ビュン!と音速で大豆が飛んでくる。身体を捻って避ければ閉めたばかりの扉に直撃。そして貫通。
「鬼を外に追い出して福を招くんだってよ」
果たして全力で投げなければならないのだろうか、それは。
「というわけで、ほい」
枡にてんこ盛りにされた大豆を渡されて、つい受け取ってしまった。
「俺はさッ!」
ビュン!
「祭りとか季節のイベントとかッ!」
ビュン!
「あんまり興味ねーんだけどッ!」
ビュン!
三回目の攻撃(狙ってくるのだから攻撃だろう、多分)を宙返りで除けたところで追撃はやってこなかった。
「何にも無い毎日はそれはそれで嫌だとも思うんだよな」
くいくいと指で挑発してくる愚弟。精一杯の抵抗は溜息にしかならなかった。
「貴様はそうやって、」
豆を適量握る。
「正月もクリスマスもイースターも、」
大きく振りかぶる。
「俺を巻き込んで馬鹿騒ぎしているだろうが愚か者!」
ビュ!
渾身の力を込めて投げた豆は一つだけダンテの頬を掠った。つう、と血が垂れる。
これは何かの祝い事なのだろうか。しかしそれはあまり重要ではないという事に今更気がついた。
ダンテが不敵に笑った。
負けじとこちらも極上の笑みで返す。
『………』
沈黙は一瞬だけ。
あとはもう常人にはついていけない高みの世界だ(それにしてもこれは本当に正しい祭りなのだろうか)
激しい大豆の応酬。
事務所は大豆の弾丸で穴だらけ。豆が早すぎで窓を貫通しても穴が開くだけというくらいだから、お互いに全力で投げているのだろう。
「鬼はァァァァア!!!」
「福はァァァァア!!!」
音速の大豆がダンテの手の甲に当たった。思わず枡を手放してしまい、顔をしかめている。
貰ったと思った。大きく振りかぶってとどめを刺そうとした。
あの愚弟はついにホルスターから銃を抜き放ち本物の鉛弾を撃とうとするではないか。
ガウン!と火を噴く漆黒の銃。勿論掠りもしない。冷笑を浮かべながら一瞬で距離を詰めた。枡を捨てもう片方のホルスターに手を伸ばそうとしているダンテより素早くオフホワイトの銃を抜いた。
そして眉間に照準をあてる。同じタイミングでダンテも同じ事をしていた。
『鬼はぁぁーーーーそ
ガウン!
「あてて…」
「うう……相打ちか」
ダクダクと額の全く同じ位置から血を流して二人の男が倒れている。
「……」
「……」
「……なんだよこれ」
一人が呆然と言った。
「……祭りだろ」
一人が憮然と応えた。
おわり。
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