スタイル

今何をすべきなのか。
やりたいことと出来る時間と捻出できる資金。
私は何がしたいのか。
愛し合いたいの？
金を稼ぎたい？
ゆっくり休みたい？
世界を見たいの？
何かに挑みたいの？
優先順位が付けられないからいらないものまで抱え込む。シビアに切り捨てられない理由。


私は誰かと傷を舐め合えないのだとおもう。
血が出ても自分で拭う。
たぶん、焦って苛々しているの。
自分の思い通りに自分が動けないから。10の力で10得をすることが出来ないことに。1か2がセイゼイという現実に。

次の憎しみの対象が見つからないことに。
私は、誰かがいつも嫌いで、それをエネルギーにして物事に取り組む。
今に見ていろ、とか。
目にもの見せてやる、とか。



普通になる必要なんかなくて、寧ろなれないから今この場所に立っていられる。
私は今まで何を差し出してきた？
何のために？
自分のために。ありったけの力を差し出してきたよ。アクセルを踏みっ放しみたいに。
それが自分のスタイルで、他人の目は気になるけど重要ではなくて、自分のために頑張ってきたよ。
今更『普通』に歩調を合わせなくてもいいんじゃないかと言われた。
今の私は誰かに縋りたいんじゃなくて、甘えたいんじゃなくて、次のフィールドを探してるだけだと。
それが恋愛では、たまたま無かっただけで、だったら覚悟を決めて選択しなさいと言われました。


確かに私は変わっているかもしれない。
異常かもしれないし精神奇形と言われてもおかしくない。(病気や障害ではなく、もっと抽象的な問題として)
私がこれから長い時間を掛けて実現したいことって何だろう。
会社で何をするんだろう。何をしたいんだろう。
たぶんそれらの答えがそのまま答えなんだと思う。それが次の戦場、かな。



母曰く『うちは周りに合わせて生きるような育て方をしてない』そうです。
伝統とか慣習とかしきたりなどの古いものに媚びず自分の目で取捨選択をしなさいと。
自分のやりたいように(結局)せずにはいられないお前が周りに合わせたところで、型にはまってみたところで『自然』ではない。だったらそうする必要はまったく無いぞ、と言いたかったらしい。

でも努力をしないと。やりたいようにやるには力が必要だから。
楽して手に入れたものは簡単に手からこぼれ落ちる。
努力に格好良さは無用で、這いつくばい血を流して、それでも歯を食い縛ったものが勝つということを忘れていたかも。


やりたかった、は、始めからやらないのと同じ。

出し抜かれる前に力を付けなければね。ようは強けりゃいいのよ。
腕力の話ではない。お勉強の話でもない。でも二つの中にも含まれている。

勝とうなんてハナから考えちゃいない。
ようは、負けなきゃいいんだ。
何が負けか？
頑張らずに、挑戦せず、故に失敗もないこと。

憎まれても血まみれになっても自分の足で立っていたい。
それが負けないってことだよな。



甘ったれてファックして下心が透けて見えるようなちゃちな愛を囁いていればいいのよ。
そんなに馬鹿じゃない。甘くない。弱くないってところ、見せつけてやりたい。
女なめんじゃねえ。