ニンゲンムズカシイ

人付き合いって難しいな。
皆ぺちゃくちゃといったい何を話しているの？
楽しそうに笑ったりしてる。でも時々後でかったるそうな顔をしたりするし。
読書や観劇、新聞、絵画鑑賞、博物館巡り、観光、ゲーム、漫画、スポーツ、グルメ、リラクゼーション、ファッション、酒、タバコ。
人が考えだしたことは楽しいのに肝心のニンゲンについては分からない。
犬や猫、鳥、彼らの方が余程好きだ。それもまた敬遠される理由らしい。
とは言うものの何も言わないようにしてるのだけどね。だから聞きたいことも言いたいことも無くなってしまう。
反社会的なのかな。共感出来るくらいはマトモだと思うけど。

ニンゲンムズカシイ。

残念な事に、社会を作ってるのは今のところ人間だけだから人間に適応してくしかないのね。
本当に自分は人間なのかって事にすら疑問を抱いてきた。なんか、形が似てるだけで、ただの動物なんじゃないのか。最初から仲間なんかじゃなかった、みたいな。
或いは弱肉強食の世界に反する出来損ないのようなもの。肉体は正常だけど脳の何処か、精神を司る部分が変だったりして。淘汰される筈の存在が運良くしぶとく生きているだけだったりして。

本当に、私は人間のレベルに達してるのかと疑問に思う。
人の癖に単独行動、人の癖に頭が悪い、人の癖に人が分からない、人の癖に人の癖に人の癖に。

『貴方は出来損ないだから死んでもらいます』

って言われたらきっとなんか納得しちゃう。
あーそうか、仕方ないな出来損ないだもんな。って。
私はそういう物にすら考え無しに平等を与えるのは変だと思う。今の人たちが言う平等って完全に這いつくばるポジションの人たちの上にあるもの。
でもよく分からなくなって『皆平等だ！』とか言って皆同じになったらまた戦争をして意味の無い上下関係を作る。
食べないのに殺すのは人間だけってね。
そんな人間に迎合したくないような、自分も仲間に入れてほしいような、なんとも言えない感じ。

でももし処分するなら寝てる間にお願いします。
これから死ぬのに痛いのも怖いのも要らないでしょう。暴れないし騒がないし、寝てる間に撃つなり斬るなりすればいいと思う。

あーホント、寝てる間に死にたい。まじで。