幸せを目の当たりにするという仕合せ。

好き。
好き。
愛してる。

好きだ。


うーーーーん。



結婚。




結婚ねえ。






うーーーーーーーん。







結局のところ。
幸せなのが憎いのかもしれないね。
親戚が結婚することになりまして。
それはいいことなのでしょうけれど。
私の辞書には結婚と言う言葉は無いのです。
結婚。幸せの集大成。バラ色の人生。

だとしたら私の人生砂色決定。

甘えるのも、甘えられるのももう懲り懲りだもの。
誰もいなければ誰にも頼らず頼られずに済むでしょう。
この肩を、膝を、誰にも貸すつもりは無い。本当のところ。
結婚が羨ましくないと思っている自分に大して薄気味悪くて寒気がするくらいの常識は持ち合わせているんですけどねえ。


まだ外資から連絡も来ないですし。
というか今日祝日だから連絡はいるほうが心配だよな。
オレは今あんたらのどの辺りにいるんだろうなあ。

もうすぐ？それとも永遠に分かり合えないまま？

まあ今日は祝日だし。
来るはずがないのは分かっているし。
でも精神衛生上宜しくないし。
ケータイ握りっぱなしだし。
明日はバイトの面接だし。
正直言って、私より親の胃に穴が開くのが先だと思うな。


考えたんだけど。
今の時点で、私は内定を何個か持っていて、それでも違う企業の色よい返事を待っているって言うのはただの欲望でしょ。
１より２、２より３。そういうこと。

もしこれが０と１だったら？
大手じゃなくてもっと他の企業だったら？

もっと鬱だし、心配だし、気が気じゃないよね。
だから、そういう人たちから見れば、今の私ってきっと殺したくなるくらいワガママに見えるよ。
だから待つのが苦しいくらい我慢しないといけないのですよ、ね。
これで落ちても、本当はうまいこと言い訳して、プライドを取り繕う権利は持っているはずなのですよね。

自縛しているだけなのです。

それを開放する時ってきっと死ぬ時だよ。
そのくらい分かるよ。


ほんと神経磨り減るわー。就活。
でも、シード選手ではないので仕方ない。
沢山の予選を勝ち抜いて、決勝戦で負けるこの気持ち。
（そしてまだ分からないと考える諦めの悪さ）
しぶといのだけが取り柄ですから。ほんと。

しかし、気が気ではない。ほんと。