戦争 AK サバイバル

まるで、戦場に１人でほっぽられて半年生き延びろと言われたような気分。



『結果が全て』
『義務を果たさない奴に意見する権利はない』



『研修で改めて試験をする。それにより配属・勤務地の希望は大きく左右される』



これがこの会社の社風なんだろう。
銃と銃弾を渡され、序でにナイフも持たされ、そんな気分(になったのは多分アタシ一人に違いない)。

ちょ、おま、外人やら留学生やら天下の旧帝大やら、私どんだけレベル不足。

でもさーこれさー、悪いけど戦争なんだよね。うち離職率高いのはさぁ、これじゃあ当たり前だよ。
でも最終面接で面接してくれた人がね、私を覚えててくれたのですよ。
こんな私にもね、真剣に議論した上で、魅力を感じてご縁をくれた人がいるわけですよ。
私はシード選手じゃないし。
華の四番でもないし。
そもそもスタメンじゃねえし。
んなこた分かってんだよ。
卑屈になってる場合じゃないよ。
追い付けなくても追い縋らなきゃならない時ってのが、人間にはあるんだよ。


シスアドが無くなっちゃう資格で、
英語の学習は果てなくて、
学校の卒業だってギリギリなのだが。


誰も助けてくれないし。
誰かが自分の自尊心に気が付いてくれるわけないし。
人間が皆平等であるはずがないし。

何より今から逃げたら今より惨めになる他ないし。


ってゆーか、死？


馬車馬を選んだのは自分。
まったりやるのが嫌なのなら、戦車くらい引けるような馬車馬になれって事なんだね。


いいさ、いいさ。
出来るところまでやってみるさ。




それからアタシは、馬じゃなくて犬が好きだ。