i'd count on you.

But,i could't.

僕が頼りにならねえと苛々している間、あの子は好き勝手しやがってと思っていた。

ライカさんはもっと人を許したほうがいい。
みんなライカさんと同じようには出来ないよ。


出来ないことを許して、それを私がすれば、『取り上げた』。
私が出来なくて頼めば『都合がいい』。

助けなきゃいい。
正しいけど、失敗した分を取り戻すのは私で。
突き放せばいい。
それは残忍で冷酷な我儘だと言う。

許し続けて、私。
断ち切れば、裏切り。



バイトが長続きしないのもサークル活動を無に帰したのも、私の『キャパの無さ』。


学校行って授業出て提出物を出して、それが『誉められる』事。
普通？
大学に行けない人のが多い？
行けるだけで幸せ？

頑張ったことはありますかと聞かれて、『学校に通いました』じゃあねえ。
それも価値観の違いだとして、それで就職出来るのなら問題は無いけれど。


馬鹿にしてるつもりは無かった。出来ないんだな、とは思っていた。それが馬鹿にしてるって事なんだろうけど。じゃあ何かしっかりやったかと問えば、するつもりでいた・やらせてくれなかった、なんて。
…wouldかよ。
出来なかった時はみんながそう言うんだよ。おそらく。私も含めてね。




こんなんじゃ生きていけない。
私が。
許せるのと諦めるのは紙一重。
沢山の人とかかわる、仕事なんてきっとこんなんじゃやりきれない。



やっぱり人とは違うのか。
私は私じゃ駄目なのか。

じゃあ私って何？
私は誰。


諦めたもん勝ち？

勝ちって何だよ。
価値って何だよ。