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全てが唯洩れている場所
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どうして仕事モード社交辞令って分からないんだろう。

他人に厳しい、もっと人を許せ。
家族から開放されろ。
新しい人間関係。
恋愛。
友情。
孤独は惨め。

普通の生活ってどんな感じ?

出来ない私は死んだほうがいい?



以下最低の独り言。
読んだ後苦情は受け付けないんだぜ。







女の幸せとかって嘘だよね。都合のいい出鱈目だ。
綺麗に着飾って化粧して痩せてて明るくて可愛くて弱くて、そうしないと生きてこれなかった存在なんだよね。
それ以外の女は不当な扱いを受けるのよね。醜いとか、死ねよとか、きもいとか、ブスとか。
今更何を言われたって信用できませんけど。
はじめからそんな存在だった女の子たちは知らない、同じだけど違う世界を見ていることを。
見知らぬ存在が、あなた方を褒めたり助けたりしていた人間がどれだけそれ以外のものに辛く当たったのかを。
だから私は、女に擬態していると思う。
綺麗に着飾って化粧して痩せてて明るくて可愛くて弱いように振舞う。さも、そうして生きてきたかのように。
あれよ。毒がある生物の真似をして生きてる動物。奴らに似てる。
他人の優しさや思いやりを利用して生きてるんだな。そんな薄っぺらなもの、と影でせせら笑いながら。
人生のモテ期とかいうけったいなものがあるんだってね。
女は25過ぎると扱いが悪くなるとか言うよね。そのころになって若い頃より取り見取りだったことを悔やんで若い子をいびったりするんだよね。その世界は、私がずっと見てきた世界だよ。
ようこそ、とでも言ってあげようか。





恋愛って絶対しなきゃいけないの?
結婚ってしないと駄目なの?
出産って不可避なの?

自分の性にどうしようもない嫌悪感を感じる。
女、ってだけで誰でも同じなように感じる。
なあ、君が気になっているその子は、例えばXと仮定しようじゃないか。
Xには不特定の人間が入るわけだ。
Xのデータベースにはこんなことが書いてある。
名前:五百蔵 ライカ
性別:女
身長:153
体重:49
年齢:22
髪の色:茶色
瞳の色:茶色
職業:学生
こんなところかな?
そしてそのデータベースは、関係があって、検索することが可能だとしようか。
君は検索バーにこう入力する。

女性 身長<155 体重<50 瞳の色=茶

その検索で一体何人のXがヒットすると思う?
その中で何故、私を選んだのだか、説明できる?
なんとなく。なんとなくと君は答えるのだろうね。
たまたま出合ったから、何となく興味が湧いたから。
気まぐれな好奇心だ。
そして、私にとっては、至極どうでもいいことだ。
世界中の人間を男と女で分ければ、大体人間の半分が女で、残りが男になるのだろうよ。
それだけいるこの世界で、何も自分を選ぶ必要なんか無い。その候補にすら挙げるなんてナンセンスだよ。
恋愛至上主義だとか、世の中の人は言うらしい。
だけど、現実に恋愛に最重要価値を置いている人間で、幸せな奴を私は知らない。
他人に惑わされ、振り回されて、自分が磨り減って仕舞いには失う。新しいものを見つけてはその繰り返しだ。
他人の気持ちなど分かるはずなく、自分の気持ちなど理解してもらえるわけも無く。
その差はいつかお互いを傷付けて、周りを巻き込んでやがて終焉を迎える。
人はきっと一瞬に近いそれらに儚さと美しさを追い求めるのだろうね。
茶番だということにも気がつかず、自分がヒロインになったようなつもりでいる。
日常生活に重大な障害を来たしているとも気付かずに。
幸い付き合ったとして、何?結局はセックス要員。性欲の果てに結婚して子供が出来て、Xは貴方の人生に寄生して生きてかなきゃならないの?その、欲で作った子供と。
これはあくまで個人的な意見だから、周囲に吹聴するつもりなんてないし、ましてや君に理解してもらうつもりなんて毛の先ほども無いよ。
君がその気になった女性がそんな事を考えた酷い人間であるなんて考えもしないんだろうね。
それだけで十分君が見る目のない奴だって分かるよ。
見た目も低レベルの私なら簡単に引っ掛けられるという打算でもあったのかしら?それとも女なら何でもよかった?
ねえ、私は酷い人間だよ。人の不幸を願うの。苦しんでいる顔を見ると嬉しくなるの。
死んで欲しいって思う人が沢山いるの。しかも、その中に家族が含まれてるんだよ?
酷いよね。狂ってると思わない?
なんたって私、オカシイからさ。何するか分からない人間の子供だしさ。
君の知ってるXは誰だろうね?
コンパで楽しく笑ってたそのオンナノコは、一体誰だったんだろうね?
ねえ。
それでも君は、『君がいい』と言える?



幸せとか愛とか、そういうものは液晶の向こう、ディスプレイの中にしかないんだよ。
どんなに小さいものでも、ただそこに陳列されているだけ。
美しく見えて、とても欲しくなるけど、手に取ってみればそれが見世物用の偽者だって分かる。
蝋でできたそれの実物は何処にも存在しないんだよ。
触れられないから美しいのだと思うよ。
私はそんな繊細なものを扱えるほど出来のイイ人間じゃないからさ。
手前の世話すら出来ない最低人間だからさ。


頼むから構うのやめてくれないかな。
私は何も知らない君にまで嫌われたくは無いんだよ。

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